こめかみから撃ちこんだバニラ・アイスが
口いっぱいに広がって
息が出来ない!
ドロドロに溶けたソレが
体温になじみ生暖かい液体となって
口の端からコボレ落ち
首筋をつたい流れて鎖骨にたまる。

(身体中が砂糖漬けになったような錯覚)

あまくて
あまくて
あまくて
あまくて

舌ごとヘド吐いて発狂寸前!

(それでもバニラは口の中いっぱい)

瞼と目玉の隙間から
半溶けのバニラがニュルリとたれて

鼻の上へボタリ。

なんてったってここのバニラは
乳脂肪100%!










テーマ: 自作詩
ジャンル: 小説・文学

Profile

羽島 貝(hajima, kai)

Author:羽島 貝(hajima, kai)
1973年 東京生まれ
代表著書:羽島貝詩集『鉛の心臓』
日本詩人クラブ会員
日本現代詩歌文学館振興会会員
球体関節人形師
Twitter→羽島貝@hajima_kai

中年が詩を綴る日々。

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