どうしようもなく降りそそぐ慟哭を
笑顔で受け入れ、
焼けた鐵を腹の底に抱え込むような真似を
何故、とは問うな。

バスタブでもベッドでもソファでも良い、
ぐったりと憔悴しきった身體を
横たえるいとまもなく、ただ前へと。

踏み出す日々は平穏な泥濘だ。

首までつかったぬかるみの中で、泥を握りしめる
凝固。

その脆弱な礫を叩きつける壁はどこにもないがゆえの焦燥感を
何故、とは問うな。

できたてのチェリーパイで頬をひっぱたかれるような、
甘くて熱い屈辱はべったりと皮膚にへばりついて。

のぞむは、頭上。

それを、何故、とは問うな。












テーマ: 自作詩
ジャンル: 小説・文学

Profile

羽島 貝(hajima, kai)

Author:羽島 貝(hajima, kai)
1973年 東京生まれ
代表著書:羽島貝詩集『鉛の心臓』
日本詩人クラブ会員
日本現代詩歌文学館振興会会員
球体関節人形師
Twitter→羽島貝@hajima_kai

中年が詩を綴る日々。

Category
Mail

name:
mail:
title:
note:

Calendar
02 | 2012/03 | 04
sun mon tue wed thu fri sat
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
Search
Monthly archive
"Blog-tomo"

The Lamps of Heaven
Do you become a "Blog-tomo"?

この人とブロともになる

Link
QR
QR