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羽島 貝(hajima, kai)

Author:羽島 貝(hajima, kai)
1973年 東京生まれ
代表著書:羽島貝詩集『鉛の心臓』
日本詩人クラブ会員
日本現代詩歌文学館振興会会員
球体関節人形師

中年が詩を綴る日々。

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コールサック77号にご掲載頂きました

COALSACK77.jpg


コールサック社刊の詩誌
「COALSACK」(石炭袋)77号        
2013年12月28日

に詩をご掲載頂けました。
投稿を初めて1年が立ちました。
どこまでゆけるかわかりませんが、詩作の道を歩みたいと思います。

テーマ:掲載情報
ジャンル:小説・文学

素描XXXII

ゆるされることよりも
ゆるすことはむずかしい

(振り上げられた拳を
あまんじて受けることはできても
振り上げそうになる拳を
押さえつけることが出来ない)

やけただれた肺腑で
繰り返す深呼吸

思い通りに諌められない
己の感情に絶望し
相手を責めずにおられない
自分は
罵詈雑言を吐くまえに
いっそ
殺されてしまいたいと願う

このやけただれた肺腑で呼吸する
痛みから
逃れられるものならば
と。

(さもなくば今すぐ
この両腕を切り落としてくれ)

テーマ:自作詩
ジャンル:小説・文学

関係

犬のように
鼻を上げて明日の来る方角を
探していると
友人が拳銃を此方へ構えて
高らかに哄笑した。
待ってくれ
僕はまだいきたいのだと懇願すると
友人は母親のような顔をして
仕方の無い奴だと云った。
僕は尾を振ってそれに答え
一息に跳躍すると
友人の声を背に駆け出しだ。
「僕たちは
互いを助け合うことは
出来ないかもしれない
だが
互いを祝い合うことは
出来るだろう!
それだけだ!」
一発の祝砲が天を切り裂いた。
その裂け目を目がけて
僕は飛び込んでいくだろう。

テーマ:自作詩
ジャンル:小説・文学

素描XXXI









たとえどんなに
そのクッションがやわらかな
ものであったとしても
その綿のなかに
一本のピンが入っていると知ったら
ひとはそこに
腰かけるだろうか?








テーマ:自作詩
ジャンル:小説・文学