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羽島 貝(hajima, kai)

Author:羽島 貝(hajima, kai)
1973年 東京生まれ
代表著書:羽島貝詩集『鉛の心臓』
日本詩人クラブ会員
日本現代詩歌文学館振興会会員
球体関節人形師

中年が詩を綴る日々。

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素描XL






完璧主義者が求めるベストとは結局のところ
はるけき彼方に在るものなので
自身がとる行為は残念なことに
ベターにしかならない。
そのパラドックスを拭うハンカチは
隣人達が心配のあまり握りしめた手の中で
すでに――揉みくちゃになっている。










テーマ:自作詩
ジャンル:小説・文学

素描XXXIX











あの日
その身に投げかけられた言葉が
いつか
身体中をめぐって口元へと浮かび上がる日が
いつか
静かに来ることを待っている。









テーマ:自作詩
ジャンル:小説・文学

素描XXXVIII








縫い閉じられた唇が
かたちづくる笑顔は
そう無気力なものでもない










テーマ:自作詩
ジャンル:小説・文学

トップフォト4

エジプト16

10月をオーバーしてトップに置いていたこの写真は、
確か、エジプトの何処かを移動中に飛ぶ鳥を見て。

バスの車内からだったので、窓ガラスに車内が若干映り込んでいる。
懐かしいので、しばらくエジプトの思い出と共にトップフォトを選んでいく予定。




テーマ:ある日の風景や景色
ジャンル:写真

飲み干されたプラスチックコップのその底に光る水滴の清らかな不衛生さは医療が抱きとめるべき透明さなのか

決意を持って
嫌悪の表明として
握手の際に着用された
医療用ニトリル手袋の有効性は
着用した人物の正しさにともなって
比例するだろう。

たとえば

自身の手がすでに汚染されており
これ以上
嫌悪の感染者を
生みださないために、などのように。


テーマ:自作詩
ジャンル:小説・文学

今日来たりなば、すなわち夜明け。

惰性で続けていた日々を
一刀両断。

(しかるのち
 しばし黙祷
 そして沈思黙考)

再び上げた頭の
クリアな感覚。
指先から指先へと

(つまりは手の先やら足の先やらに)

ゆきわたる熱の
緩やかなる上昇を感じつつ

叫ぶ

今日という日を
そして、今を。


テーマ:自作詩
ジャンル:小説・文学

口論Ⅱ

互いに到着点へ
至るために開始された

会話が

無意味なものとなって
しまう前に
どうか、と。

言葉の羅針盤を
見失わないうちに
どうか、と。

願う

のは自分にか相手にか。


テーマ:自作詩
ジャンル:小説・文学

魅力

「ひけらかし」と「自慢」は違う
「嘲り」と「からかい」は違う
「もったいぶる」のと「控える」と言うことなどは
最も混同してはならない言葉だ。

それらは安易に人心を惹きつけ
蒙昧に陥れ憎しみを生むだろう

子どもたちに流させた血を思い、胸に抱け。










テーマ:自作詩
ジャンル:小説・文学

素描0











愛するということと
尊敬するということは
はっきり言って同意義だ。

ふたつはけして、離れてはならない。

(尊敬なき愛は呪縛だ。
 愛なき尊敬は嫉妬だ。)

その事さえ覚えていれば
すべてがうまくいくだろう。









テーマ:自作詩
ジャンル:小説・文学