瞳の奥を横切ったのは
ピアノをはじいた鍵盤の黒
不安を乗せた船はたゆたい
一体何処へ
行こうというのか

嵐のようにめぐりくる思考を
てなづけ手入れし
そっと
貴方にとどけたいのだが

(どうにもやりようがうまくない)

マックスコーヒーくらい
甘くなければ
言葉の報酬に意味がないのに

(昨日向けられた笑顔が
 今日も笑顔であるとは限らない)

友人のアドバイスという鉤先で
身体の何処かを引っ掛けられて
水中から引き上げられるような

(もののみごとに釣り上げてくれる)

その痛みで

いつも自分は誤解に気づく。

そうだ

本当はどうしたいのか、を
バケツですくって
総身に浴びせかけるのだ

明日も貴方と生きるために


テーマ: 自作詩
ジャンル: 小説・文学

Profile

羽島 貝(hajima, kai)

Author:羽島 貝(hajima, kai)
1973年 東京生まれ
代表著書:羽島貝詩集『鉛の心臓』
日本詩人クラブ会員
日本現代詩歌文学館振興会会員
球体関節人形師
Twitter→羽島貝@hajima_kai

中年が詩を綴る日々。

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