マザー・グース

Category : 日記

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大切な人から、大切な本を頂いた。
草思社刊 『マザー・グースのうた 全5巻 』 谷川俊太郎訳 堀内誠一挿画 だ。

この本はこどもの頃、PTA室の親子文庫(PTAが1週間に一度、各家庭に親用・子供用の2冊を貸し付ける)の棚にあった。

図書室の本をあらかた読み尽くしてしまった自分は、新刊の入荷が待ちきれず
放課後にPTA室へと忍び込み、こそこそとみつからぬよう息をひそめては
目新しいその棚の本を読む日々を送っていたのだ。

この『マザー・グースのうた 全5巻 』は、その中で、喉から手が出るほど欲しい本のベストオブだった。

今の定価で6500円 とてもこどもの手が出る本ではない。

今、詩を書く自分があるのは、ナンセンス詩のルイス・キャロルと
この『マザー・グースのうた 全5巻 』があったからと言っても過言ではないだろう。



何十年ぶりかに、その表紙を開いてまず驚いたのは。
この本の挿絵は、園児だった自分が大のお気に入りだった「ぐるんぱのようちえん」と云う絵本と
同じ作画の方が描かれていたということだった。

次に、後ろの原文を読み、谷川俊太郎さんが翻訳される際、
いかに音韻・特にリズムに注意を払って訳されていたかがわかった。

印象の強いそのフレーズは、未だに暗唱できるほどだ。

と同時に。

原文に書かれていたディティールを読んで、リズムを前に割愛されていた部分を知り、
ああ、そう云うことだったのかと、今にしてわかることもぞろぞろと出てきて、
大人となっても実に楽しめる。




本当に良い本を贈って頂いたと、大切なあの人に、心から感謝を贈りたい。



ありがとう。
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テーマ: 本の紹介
ジャンル: 小説・文学

Profile

羽島 貝(hajima, kai)

Author:羽島 貝(hajima, kai)
1973年 東京生まれ
代表著書:羽島貝詩集『鉛の心臓』
日本詩人クラブ会員
日本現代詩歌文学館振興会会員
球体関節人形師
Twitter→羽島貝@hajima_kai

中年が詩を綴る日々。

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