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羽島 貝(hajima, kai)

Author:羽島 貝(hajima, kai)
1973年 東京生まれ
代表著書:羽島貝詩集『鉛の心臓』
日本詩人クラブ会員
日本現代詩歌文学館振興会会員
球体関節人形師

中年が詩を綴る日々。

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劇団・野タレ死ニ 旗挙げ公演

gekidan-notarejini.jpg

面白かった。
お知り合いの女優さんが出演なさる公演のご案内を下さったので、仕事帰りに観劇と洒落込んだのだが
久しぶりに粟立つ感覚を思い出した。

昔見た第三舞台の「デジャヴ」
惑星ピスタチオの腹筋善之助の首に巻かれた縄を引く
劇団新感線の古田新太と渡辺いっけい。

男の嫉妬と羨望は、かくもたるやと。
それ以来の感覚だった。

女優陣の演技もすごかった。
ネタバレになるので差し控えるが、是非見て欲しい。
(ネタバレ込みレビューは追記にて)

情熱に酔える舞台が好きだ。


■劇団野タレ死ニ 第一回公演■
「病める怪獣の夜」
作・演出 国沢☆実

かつてこの国には特撮というジャンルがあった。その頃、映画やテレビでは怪獣たちが暴れ回っていた。その怪獣を演じ続けた男の栄光と挫折。遠い過去に秘められた悲劇。怪獣とヒーロー果たして本当の勝者はどちらなのか?最後の怪獣映画は完結するのか?世代を超えたドラマが動き始める。


2013年10月3日(木)~6日(日)
秋葉原 アトリエACT&B


【開演時間】
3日 19時
4日 19時
5日 14時 19時
6日 13時 18時
(開場は開演の30分前)
(受付・当日券販売は開演の一時間前)


●出演
前沢健太
去石聖
やましたみどり
知恵蔵
間宮結
安永和彦
山科薫

●料金
前売・予約 2500円
当日 2800円

●会場
秋葉原 アトリエACT&B
(〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1-1-7-B1)
TEL(当日のみ) 03-3231-4611
http://www.im-e.com/index.html



お問い合わせ、ご予約は下記にお願いいたします。
notare42@gmail.com


それは確かに幻想であろう。
しかし、母の作り出した幻想を追いかけて手に入れた時、
間違いなくそれは努力し、育んで作りあげた、己。

青は藍より出でてなお青し。

ドロドロとした迷いや罪悪感とともにあった、スーツアクターの光の部分。
その光を追う二世達は、確かに、親世代を乗り越えていると思う。

「病める怪獣の夜」

劇が混乱を極めもうどうにもならなくなった時に現われ登場人物達を救う神、デウス・エクス・マキナ。

だが、この舞台に登場するのは間宮結演じる記者、逆デウス・エクス・マキナだけだ。
彼女が現われたことにより、この物語は始まり、そして続いていく。
むしろ彼女はトリックスター、真夏の夜の夢のパックであったのかもしれない。

ゲラゲラと笑うシーンが無いにもかかわらず、実に面白かった。

母と子 父と子
ある親は父を継げといい
ある親は父を継ぐなという。

そして、対峙する男と男。
見守るのは女だ。

いや、その図から唯一超越していた、山科薫演じる監督。
彼こそがデウス・エクス・マキナであったのかもしれない。
けれど、彼のとった行動はやはり逆デウス・エクス・マキナ的であった。

となるとやましたみどり演じるウラノアスミは、さながら慈母か。

舞台から飛んでくる汗。
ゾクゾクとする愛憎劇。
(愛憎というと恋愛ばかりを彷彿させるが、ここでの愛憎は、そうではない)
知恵蔵演じる母(すごかった)、安永和彦演じる父、そしてその子達を演じる前沢健太、去石聖。


まさに「圧巻」。


この一言に尽きる舞台だった。
次回の作品が楽しみで仕方が無い。





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テーマ:演劇・劇団
ジャンル:学問・文化・芸術