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羽島 貝(hajima, kai)

Author:羽島 貝(hajima, kai)
1973年 東京生まれ
代表著書:羽島貝詩集『鉛の心臓』
日本詩人クラブ会員
日本現代詩歌文学館振興会会員
球体関節人形師

中年が詩を綴る日々。

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トップフォト3

エジプト5


先日のトップフォトもテーベ。死者の谷。
観光用のモービル列車の中から。


9月10日は世界自殺予防デーなのだそうだ。


今回コールサック社さんから自殺防止キャンペーンに合わせて出すアンソロジーにお誘いを頂いた。
力強いその檄文に、自殺防止と言うより、自死妨害のようだな、と云う印象を受けた。

そういえば自分は、自殺ではなく、普段は自死という言葉を用いるようにしているのだが、
そこにはデジタル大辞泉の説明にもあるように「意思的な死を非道徳的・反社会的行為と責めない」と云う意図がある。

そんな自分なので、果たしてこの企画をお受けしていいアンソロジーであるのかしばらく悩んだのだが、
自分と自死とのスタンスを企画のご担当者に説明し、それでも構わなければ参加させてくださいとお願いした。

それは、本来ならばけして自死など選ばないのに、
日常に疲れ果て、いっときの感情にのまれたり、
あるいは低下した判断力で誤って自死を選ぼうとしてしまうひとたちが、
自分を取り戻すきっかけになれればいいと思ったからだ。

自死を選ぶ理由は、死を選ぶ人の数だけ存在するだろう。

アンソロジーの呼び掛け人は様々な角度から作品を集め、
独りではその経験を縒って詩にしても一本の防護ロープにしかなれないが、
いろいろな立場の人間が集まることで、
そのロープを編んで詩集という、より広い防護ネットを作り出したかったのだと思う。

いろいろあって発売は9月の中旬くらいに伸びたそうなのだが、何かの折にご一読頂ければと思う。

『いきぬくための詩68人集――死を越えて生を促すために』

生物は、必ず、死にます。
どうか自棄や、当てつけや、逃避などに「死」を浪費せず
最高の「死」を迎えてください。
あなたの「死」はそんなことに使うには尊すぎます。
すべての生き物には1度しか、「死」というチャンスは訪れません。
その「死」を、どうぞ大切にしてください。


高村光太郎は、こううたった。

「僕の前に道はない
 僕の後ろに道は出来る」

あきらめない限り「道はある」のではなく、むしろ「道は出来る」と思った方が良いだろう。

探しても道がないというのならば、
額に泥をつけて――ただ作るまでだ。
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テーマ:ある日の風景や景色
ジャンル:写真