素描LXXV

Category : 素描




肩胛骨は
羽のつぼみだと
信じることはなかったが
羽が欲しいと思うことはあった

(たとえば
 途方もなく落下していく
 自我を
 救うために
 など)

せめて背中に羽が
羽があれば
浮上できるのではないのかと


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テーマ: 自作詩
ジャンル: 小説・文学

Profile

羽島 貝(hajima, kai)

Author:羽島 貝(hajima, kai)
1973年 東京生まれ
代表著書:羽島貝詩集『鉛の心臓』
日本詩人クラブ会員
日本現代詩歌文学館振興会会員
球体関節人形師
Twitter→羽島貝@hajima_kai

中年が詩を綴る日々。

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