自らにたむける愚歌

Category : 現代詩




悲痛な叫びさえも
その魂には届かなかった。
乾いた微笑みをたたえながら
ただうすらぼんやりと浮いている。

激情の罵声すらも
その魂には届かなかった。
調子の外れたハミングを
ただ垂れ流して転がっている。

どうか救いを

無に囚われながら
無に帰することも出来ずに
雑音と
雑念を
撒き散らす この
憐れで矮小な この
わたくしと云う名の
魂を

どうか

関連記事

テーマ: 自作詩
ジャンル: 小説・文学

Profile

羽島 貝(hajima, kai)

Author:羽島 貝(hajima, kai)
1973年 東京生まれ
代表著書:羽島貝詩集『鉛の心臓』
日本詩人クラブ会員
日本現代詩歌文学館振興会会員
球体関節人形師
Twitter→羽島貝@hajima_kai

中年が詩を綴る日々。

Category
Mail

name:
mail:
title:
note:

Calendar
09 | 2018/10 | 11
sun mon tue wed thu fri sat
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
Search
Monthly archive
"Blog-tomo"

The Lamps of Heaven
Do you become a "Blog-tomo"?

この人とブロともになる

Link
QR
QR