理屈屋の友人の助言をいつも

Category : 現代詩





少しずつ
歩き始めた。

(幾度か倒れた)

失った声で
言葉を紡いだ。

(頭の中でだ)

迷い込んだ交差点で
頭上を仰ぐ。

(途方には暮れず)

信号の青を探した。

(間違ってはいない)

君の手旗信号の旗はいつも
オムライスの上に乗っているアレで

僕は双眼鏡を片手に
群衆の中で君を探す。

(交差点を渡るなら
信号は青だ)

アスファルトに刻み込まれた
タトゥーのような横断歩道を渡り

僕はまたしても君の助言に
従ったことに舌打ちして

笑う。
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テーマ: 自作詩
ジャンル: 小説・文学

Profile

羽島 貝(hajima, kai)

Author:羽島 貝(hajima, kai)
1973年 東京生まれ
代表著書:羽島貝詩集『鉛の心臓』
日本詩人クラブ会員
日本現代詩歌文学館振興会会員
球体関節人形師
Twitter→羽島貝@hajima_kai

中年が詩を綴る日々。

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