右腕、何方へ去りき哉。

Category : 現代詩




触るなと云って振り払った僕の右腕が
肩からすっぽりと抜け落ちてしまった。
慌てて残る左腕で落とした腕を抱え上げたのだが
通る人が皆こちらを向くので
恥ずかしくてしかたがない。
路上で僕は外れた腕を抱えながら赤面していると
ああ なんてことだ。

この拾い上げた腕も、左腕だ。










関連記事

テーマ: 自作詩
ジャンル: 小説・文学

Profile

羽島 貝(hajima, kai)

Author:羽島 貝(hajima, kai)
1973年 東京生まれ
代表著書:羽島貝詩集『鉛の心臓』
日本詩人クラブ会員
日本現代詩歌文学館振興会会員
球体関節人形師
Twitter→羽島貝@hajima_kai

中年が詩を綴る日々。

Category
Mail

name:
mail:
title:
note:

Calendar
09 | 2017/10 | 11
sun mon tue wed thu fri sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
Search
Monthly archive
"Blog-tomo"

The Lamps of Heaven
Do you become a "Blog-tomo"?

この人とブロともになる

Link
QR
QR