涸れた沼のような

Category : 現代詩






どのみち、
もう決まってしまっていることなんだ。

それがそうなるということは
あらかた決まってしまっていて
しかもそれが漠然としているものだから
いつまでたっても決定していないような気分のまま
ずるずると、
それでいて絶対的な決定へと僕は向かっているんだ。

この状態は、
抜け出そうともがけばもがくほど
思索の澱が泥濘となって、
そこからの脱出を阻むのだ。

(彼はおそらく、他人の愚痴ばかりを聞きすぎたのだろう)











 
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テーマ: 自作詩
ジャンル: 小説・文学

Profile

羽島 貝(hajima, kai)

Author:羽島 貝(hajima, kai)
1973年 東京生まれ
代表著書:羽島貝詩集『鉛の心臓』
日本詩人クラブ会員
日本現代詩歌文学館振興会会員
球体関節人形師
Twitter→羽島貝@hajima_kai

中年が詩を綴る日々。

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